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2016年6月5日日曜日

「赤城」でも集合煙突を右舷舷側から海面に向かって

突き出さす方法が採用された。結果的には成功であった。しかも高熱の排煙ガスが艦尾付近での気流を乱さないために、着艦作業が進められている時には、煙突の先端で多数のダクトから海水を霧状に噴霧し、排煙ガスの温度を低下させ気流の流れを安定させる方式が採られたのであった。この方式は成功し、以後建造された多くの日本の航空母艦の特異な構造の煙突を出現させたのであった。
『航空母艦「赤城」「加賀」』